交通事故・労災

交通事故

交通事故の中で最も多いケガは「むち打ち症」(頸椎捻挫)ですが、受傷直後はあまり症状がみられない事が多くあります。受傷から半日から1日後に痛みが強くなる場合が多いので交通事故に遭ったら早めに整形外科で医師に診てもらいましょう。

「むち打ち症」(頸椎捻挫)について

「むち打ち症」(頸椎捻挫)は検査で異常がないのにクビから肩が痛くなって数か月も治らないケガです。時には手がシビレたり、結局後遺症となる場合もあります。
進行する病気でもないし、骨折でも数か月で痛みが無くなるのになぜなのでしょうか。(→痛みのしくみ)

当院ではこれも筋・筋膜性疼痛と考えています。レントゲンやMRIで写らない筋膜のダメージにより筋肉の繊維が固くなり痛み出します。一時的なものであれば良くなりますが、痛みが強いと姿勢が悪くなったり、筋肉が短縮したりするので慢性化するのです。こう考えると「最初は痛くなかったのに、だんだん痛くなって、3か月経った今のほうが痛い」というのもあり得ます。また、筋膜は神経周囲にもあるので筋膜がこわばるとシビレも出ます。よく考えれば神経が障害されているならずうっとシビレは続くはずです。しかしこのような場合のシビレは日によったり、痛みが強いときに出たりとか一定しません。

当院では、まず、交通事故にあったら検査と診察で「骨折」「神経損傷」などが無いか確認して、異常がなくてもすぐ治療を始めます。薬を飲んだり、湿布したり、電気治療などをしたり、注射をうったりして慢性化しないよう痛みを少なくしていきます。残念ながら1か月も経って痛みがとれない場合は、理学療法士によるリハビリを開始します。徒手的に痛みを和らげながら姿勢や筋力のアンバランスなども治療していきます。

「病院で検査をして、薬をもらっているけど良くならない」「接骨院で電気治療やマッサージをしているけど、効果はその時だけで変わらない」という方はご相談ください。

交通事故に遭ってしまったら

  • 事故の相手の情報を集めましょう。(氏名・連絡先・住所・ナンバー・保険会社等)
  • 警察に連絡して事故証明等を出してもらう。(ケガがあればそちらを優先)
  • 保険会社に連絡して状況を報告して指示を仰ぐ。ケガがあればどこの医療機関にかかるか伝えておくと後がスムースです。
  • 自動車の損傷場所や事故現場を写真に撮っておいたり、目撃者の連絡先を訊いておくと、後日お互いの言い分が食い違った時などに役に立ちます。
  • 大した事が無いと思っても医療機関に受診しておく。事故後あいだが空いてしまうと事故との因果関係に疑問を言われてしまうことがありますのでお早めに。

交通事故治療の流れ

  • できれば、あらかじめ保険会社に「整形外科やましな医院」に受診するむね連絡しておくとあとがスムースです。
    (高崎市山名町1548番地 Tel 027-347-0202)
  • 受付して問診票を記入していただきます。
  • 医師による診察、レントゲン等の検査をうけます。
  • 結果により治療方法を決めて、治療を開始します。
  • 必要があればリハビリ等を行います。
  • 会計 保険会社から連絡が入っていれば「無料」。入っていなければ一時的に全額自己負担となりますが、連絡が入り次第返金されます。
  • 以後の治療に関しては原則「無料」で保険会社が治療費を負担します。そのほか交通事故に関する書類や領収書(タクシー代などの領収書等も)を大切に保管しておいてください。請求できる場合があります。

労災・通勤災害

仕事中や通勤途中にケガした場合は、健康保険を使うことはできません。「自分の不注意だったから」という理由から労災保険は使えないと誤解している人がいますが、業務とケガに因果関係がある場合は労災保険の適応範囲です。また「通勤途中に転んだ」とかパートや派遣労働者であっても労災保険の適応となります。
誤って健康保険を使用した場合は、健康保険へ医療費を返還してから労災保険へ請求するので一時的に全額自費扱いになることがありますので注意してください。

ご用意して頂くもの

会社から「様式第5号」の書類をもらってください。
医療機関をかえる時は「様式第6号」の書類になります。
※ご用意できない場合、労災保険の適応が確定していない場合は一時的に自費で負担いただきますが、書類がそろい次第返金します。以後の治療費は原則「無料」ですが診断書等は自費となるものがあります。